アキチョウジ(秋丁字、学名:Isodon longitubus)は、秋、青紫色の口唇形の花を咲かせるシソ目シソ科ヤマハッカ属の多年草です。本州岐阜以西〜九州の日本の山地の木陰に生息します。
四角形をした茎先や葉腋から花穂を出し細長い筒状の先が2つに割れた口唇形の花を咲かせます。
花名は秋に丁字形の花を咲かせることに因みます。
属名の「Isodon」は、ラテン語の「iso」(等しい、よく似た)+「odon」(かぶり物)の合成語、種小名の「longitubus」はラテン語で「長い管」を意味します。
関屋の秋丁字と秋丁字葉の違い
セキノアキチョウジ(関屋の秋丁字、学名:Isodon effusus)とアキチョウジ(秋丁字、学名:Isodon longitubus)は似ています。両者の違いは、
秋丁字の花柄は1cm以下と短く、葉は楕円形をしています。
関屋の秋丁字の花柄は2cmと長く、葉が細長く尖っています。
一般名:アキチョウジ(秋丁字)、学名:Isodon longitubus 、別名:キリツボ(桐壺)、分類名:植物界被子植物真正双子葉類シソ目シソ科ヤマハッカ属、原産地:中国中東部と日本、生息分布:本州岐阜以西〜九州、環境:山地の木陰、生活型:多年草、草丈:60〜100cm、茎形:四角形 葉形:楕円形、葉序:対生、花序形:総状花序、花色:青紫 開花期:8〜10月 花形:細長い筒先が2つに割れた口唇系 上唇:4裂 下唇:舟形 花冠長:2cm 萼:上3裂、下2裂
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高尾山(2010年11月7日)
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