アメリカアリタソウ(亜米利加有田草)【かぎけんWEB】

アメリカアリタソウとはアカザ科アリタソウ属の一年草です。別名:Wormseed goosefoot

アメリカアリタソウとは

アメリカアリタソウ(亜米利加有田草、学名:Chenopodium ambrosioides L. var. anthelminthicum)は、メキシコから帰化したヒユ科アカザ属の一年草の野草です。アリタソウ(有田草)の変種でアリタソウに比べて花穂が長く葉の切れ込みが深い。 畔や荒れ地に自生します。草丈は30?90cmです。茎は乱れやすく斜上し分枝します。葉は緑色で披針形〜長楕円形で深い切れ込みがあり、葉縁に鋸歯があります。葉裏に腺点があります。7月?9月に、枝先から花序を多数出し小さな両性花と雌花を咲かせます。花後に扁球形の苞果が成り、中に黒褐色の種子が1個入っています、 以前は全草から取れるヘノポジ油が回虫駆除用の薬草とされましたが、現在では強い毒作用があるとして用いられなくなりました。

一般名:アメリカアリタソウ(亜米利加有田草)、学名:Chenopodium ambrosioides L. var. anthelminthicum、別名:American Wormseed、Wormseed goosefoot、mexican tea、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目ヒユ科アカザ属アリタソウ種アメリカアリタソウ亜種、原産地:メキシコ、生息分布:畔や荒れ地、草丈:30?90cm、茎色:緑/赤、葉色:緑で裏に淡黄色の腺点あり、葉形:披針形、葉長:3〜10cm、葉縁:鋸歯、葉序:互生、両生花、雌性花、花序形:穂状花序/円錐花序、花冠:頭花、花色:緑、花期:7月?9月、花被片数:5、雄蕊葯色:白、果実形:扁球形、果実色:緑→桃色→白、果実型:胞果、果実径:0.7cm、種子色:黒褐色、果期:9月〜10月、注記:独特の匂いがあり、以前は駆虫剤に使われた。


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アメリカアリタソウ(亜米利加有田草)

分枝した先端から花序を伸ばし多数の小さな緑色の花を咲かせ、桃色の実を成らせ、熟すと割れる

アメリカアリタソウ アメリカアリタソウ

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●アメリカアリタソウ、8月8日、木場公園

アメリカアリタソウ アメリカアリタソウ
アメリカアリタソウ(亜米利加有田草)
2004年8月8日、木場公園で


●アメリカアリタソウ、9月29日、木場公園

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アメリカアリタソウ(亜米利加有田草)



アメリカアリタソウ(亜米利加有田草)
2003年9月29日、木場公園で撮影