アメリカヤマゴボウ(亜米利加山牛蒡) は、梅雨〜夏にかけて、白い総状花(長い花軸から柄(え)を伸ばして小花を房状に咲かすヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の耐寒性多年草です。
北米から帰化したハーブで、花後に垂下状の濃赤紫色の実をつけます。
実から真紅の染料が採れ、米国ではインクベリー(ink berry)と呼ばれます。
薬効がありますが、特に根に毒性が強い植物です。スーパー等でたまり漬けや味噌漬けにしてヤマゴボウとして売っているものとは違います。食用とされるヤマゴボウ(山牛蒡)は、牛蒡から作られています(以前はキク科のモリアザミの根から作られていました)。枝は赤く、羽毛が生えており、葉は緑色をした長楕円形です。
写真は果実の房です。
一般名:アメリカヤマゴボウ(亜米利加山牛蒡)
、学名:Phytolacca americana
、別名:ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡) 、ポークウィード
、分類名:ヤマゴボウ科ヤマゴボウ(フィットラッカ)属
、原産地:北米
、草丈:100〜200cm 花色:白 花径:0.5〜0.6cm 開花期:6〜8月
、実色:濃赤紫〜黒紫色 実径:0.8cm 葉長:10〜30cm
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