アリストロキア・サルバドレンシス(Aristolochia salvadorensis)とは、
エルサルバドルなどの中米に生息するコショウ目ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の非耐寒性常緑小低木です。
地面に沿って花茎が伸び、濃い赤褐色の「ダースベーダー」のマスクのような不思議な花(実際は萼)を1個づつ付けます。各花は1週間ほど咲き続けます。
アリストロキアの希少な3品種
共通点
エルサルバドル〜メキシコなどの中米原産のウマノスズクサ科ウマノスズクサ属(Aristolochia属)の非耐寒性常緑小低木です。葉は互生します。花のように見えるのは萼で花弁は退化しています。
A.salvadorensis(アリストロキア・サルバドレンシス):花の感じはダースベーダー似。花色は濃赤褐色で外側は白い網目状。 花径:4〜5cm
A.arborea(アリストロキア・アルボレア):花色は濃赤褐色で一部、口元(下部)が白い舌状。 花径:7cm。キュウリのような果実が成る
A.tricaudata(アリストロキア・トリカウダタ):花下部から紐状の3本の萼が伸びる 花色は濃赤褐色。花長:10cm
葉形:楕円形、メキシコ原産)
アリストロキア酸が含まれるアリストロキア属の植物は、摂取すると腎毒や発ガン性の恐れがあるので要注意です。
一般名:アリストロキア・サルバドレンシス(Aristolochia salvadorensis)
学名:Aristolochia salvadorensis
分類名(APG III):植物界被子植物双子葉類コショウ目ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属
Scientific classification : Kingdom,Order,Family,Genus
Plantae,(Angiosperms,Magnoliids,)Piperales,Aristolochiaceae,Aristolochia
原産地:エルサルバドルなどの中央アメリカ 環境:熱帯雨林
生活型:常緑小低木
樹高:3〜5m
葉の付き方:互生 葉縁:波打つ
花弁:無い 両性花 花のように見える萼:萼片が癒着した筒状花で先端が3裂する。左右相称 花径(萼径):4〜5cm 花色(萼色):濃赤褐色(内側)、白っぽい網目状(外側) 雄蕊:6本あり短く柱頭に合着する 雌蕊:短い
繁殖:挿し木
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アリストロキア・サルバドレンシス
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