ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)は、キク科ベニバナボロギク属の一年草で、アフリカからの帰化植物です。
●草姿
草丈は30〜80cmほどになります。
茎は太く赤茶色をしています。
葉は緑色で長楕円形をしており軟らかく水分が多い。
葉縁には鋸歯が見られ、互生して茎に付きます。
盛夏〜初冬、開花します。
花は筒状の頭状花序で花の先端(花冠)が紅色をしており、花は下向きに咲きます。
総苞は筒状をしています。
●花名の由来
花が咲くとすぐに白い冠毛がボロのように付くので命名されました。
●葉茎は食用
茎も葉も食用となります。
一般名:ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)
学名:Crassocephalum crepidioides
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科ベニバナボロギク属
別名:ナンヨウシュンギク(南洋春菊)
原産地:アフリカ
生活型:一年草
草丈:30〜80cm
葉色:緑 葉形:長楕円形 草質:柔らかく食用となる
葉縁:鋸歯あり 葉の付き方:互生
花序形:頭状花序 花形:筒状 花色(花冠色):紅色
頭花長:1cm 小花形:全て管状花で舌状花はない
開花期:7〜12月
種子形:ソウ果 種子長:0.2cm 種子先端:長くて白い綿毛が多数つく
綿毛長:1.2cm
用途:野菜、家畜の餌
備考:帰化植物、パイオニア植物
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