エピスキア・クプレアタ(Episcia cupreata)とは、夏、よく分枝する茎からライナーが伸びて、小さな鮮紅色の花を咲かせるイワタバコ科エピスキア属の非耐寒性常緑多年草です。
コロンビアやメキシコなどの熱帯アメリカ原産で、高温多湿と日陰を好む植物で、観葉植物としても好まれます。
花には白毛があり、外側が赤い筒状で先端で大きく開き丸味のある5弁花のように5浅裂します。花の内側は黄色で赤い斑があります。
草丈は低く上に伸びずに横に広がります。
園芸品種が多く作られており、葉の中央部にある斑の色や葉脈色、葉縁色が異なっています。
アカジョウ(Episcia cupreata cv "Acajou")は、葉が緑色地で葉縁がチョコレート色、葉脈が銀緑色、葉中央にシルバー色の斑がある品種です
一般名:エピスキア・クプレアタ(Episcia cupreata)
学名:Episcia cupreata
分類名(APG III):植物界被子植物双子葉植物類シソ目イワタバコ科エピスキア属
別名:ハイベニギリ(這紅桐)、ベニギリソウ(紅桐草)、クプレアタ、Episcia cupreata、エピスシア、エピスシア・クプレアータ、Flame violet(フレーム・バイオレット)
原産地:コロンビアなどの熱帯アメリカ 環境:森林の林床の日陰
生活型:非耐寒性常緑多年草
草丈:10cm 蔓状の茎長:300cm
葉色:緑色地で、葉脈がシルバー 葉長:10cm 葉幅:7cm 葉形:広卵形 葉の付き方:対生
花色:赤(外側)、黄色地に赤色斑点(内側) 花長:3cm 花形:花弁が合着した合弁花(筒状花)で先端が5浅裂し広がる 開花期:5〜9月
■関連ページ
エピスキア・クプレアタ(Episcia cupreata)
市川市動植物園の花(2009年6月13日)
野草図鑑
ア行の花図鑑
花暦
|