キヤニモモ(黄脂桃、学名:Garcinia xanthochymus)は、インド、ヒマラヤ西部原産で、オトギリソウ科フクギ属の常緑小高木です。マンゴスティンや、フクギの仲間です。葉は皮質で光沢があり、細長い楕円形をしています。春に花序を伸ばし白い五弁花を咲かせます。晩夏〜秋に、果実が実ります。果実はマンゴスティンと似ているので、英名では 'False mangosteen'、果実の形が卵と似ているので’タマゴノキ(卵の木)’とも呼ばれます。果実は酸味が強いので生食より、ジャムやシャーベットに加工して食べます。キヤニモモという花名は果実に含まれる黄色いヤニのような物質を、ラテン語で「黄色い、乳汁」と言うことに因みます。
一般名:キヤニモモ(黄脂桃)、学名:Garcinia xanthochymus(ガルシニア・クサントキムス)、別名:タマゴノキ(卵の木)、Egg tree、Gamboge、False mangosteen、分類名:植物界被子植物真正双子葉類キントラノオ目オトギリソウ科フクギ属、原産地:インド、ヒマラヤ西部、樹形:円錐形、樹高:10〜12 m、生活型:常緑高木、葉色:緑色、葉質:皮質で光沢有、葉形:長楕円形、葉序:対生、花色:白、花径:1 cm、開花期:3月〜5月、果実形:球形(花痕部に突起)、収穫期:8月?11月、果実色:緑→黄橙色、果実形:5 cm、用途:ジャム、シャーベット、生食(酸っぱい)、接ぎ木の台木。
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