ギョクオウデン(玉翁殿) は、ナデシコ目サボテン科マミラリア属の
多肉植物です。長い白毛で覆われた小型の玉サボテンで日本では普通に見られます。
白髭状の棘があるのが名前の由来です。
ギョクオウトギョクオウデンの違い
メキシコの高山で石灰岩質の土地に自生するギョクオウ(玉翁、学名:Mammillaria hahniana )と言う基本種と比べると葉腋から生えている綿毛が長いです。
ちなみにギョクオウデン(玉翁殿、学名:Mammillaria hahniana f. lanata)の f はforma(品種)、 lanata は羊毛のと言う意味があります。
形
直径10cmの緑色をした球状のサボテンですが長い綿毛の白毛に覆われて見えません。
冬、頭頂部に王冠状に輪になった赤紫色の小花を咲かせます。
大きくなった株は子株を作って群生化します。
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一般名:ギョクオウデン(玉翁殿)
学名:Mammillaria hahniana f. lanata
別名:玉サボテン、マミラリア・ハフニアナ・ラタナ、Old lady cactus
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ナデシコ目サボテン科マミラリア属
原産地:メキシコ中部 環境:高山の石灰岩質の土地
生活型:多肉性多年草
草丈:10cm 直径:10cm 色:緑だが白毛で覆われ見えない
形状:球状 棘:疣先から生える 花:頭頂部に王冠のように輪になって小花を咲かせる
花径:1cm 花色:赤紫 開花期:冬
備考:子株を作って群生化する
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