ハートカズラ(Heart葛)は、キョウチクトウ科セロペギア属の常緑匍匐性・蔓性多年草の多肉植物です。長く伸びた蔓の左右には葉が対生につきます。葉は肉厚で小さなハート型をしてチェーン状に垂下するので別名でラブチェーン(Love chain)と呼ばれます。学名からセロペギアとも呼ばれます。葉表は緑色地に灰色の斑が入り葉裏は桃色をしています。観葉植物として人気ですが、夏に花を咲かせます。花は基部が膨らんだ細長い筒状をしており先端は5深裂しさらに先で合着します。花は虫媒花で小バエを誘う腐ったような匂いを出します。
一般名:ハートカズラ(Heart葛)
学名:Ceropegia woodii
別名:セロペギア、ラブチェーン(Love chain)、rosary vine、string‐of‐hearts、heart vine
分類名:植物界被子植物真正双子葉類リンドウ目キョウチクトウ科セロペギア属セロペギア ウッディ種
原産地:南アフリカのナタール
草丈(蔓長):100〜200cm 茎径:2〜3mm
葉序:対生 葉長:1.5〜2cm 葉形:ハート型 葉色:緑色地に灰色斑(表)、ピンク(裏) 葉縁:全縁
花序形: 花形:基部が膨らんだ細長い筒状で先端は5深裂し、さらに先で合着する 開花期:5〜8月 花色:濃赤紫 花長さ:2〜3cm
匂い:ガガイモ科で小バエを誘う異臭あり
特記:虫媒花
■関連ページ
ハートカズラ(Heart葛)
木場公園(2010年11月13日)
ハ行の花図鑑
観葉植物図鑑
花暦
|