ヒペリカム(学名:Hypericum)は梅雨時から初夏に集散花序に3個ほどの黄色い小花を咲かせ、秋に可愛らしい果実をつけるオトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉小低木です。葉は緑色で、茎に互生して付きます。ヒペリカムは実がピンクで可愛い。果実は萼をつけたまま白からピンクに変化します。花束やフラワーアレンジメントなどに用いられます。ピペリカムには常緑で花や斑入り葉を楽しむヒペリカム・カリシナム(H calycinum)及びその交雑種のヒペリカム・モゼリアヌム(H×moserianum)、半落葉で果実を切り花や鉢植えで楽しむヒペリカム・アンドロサエマム(H androsaemumなどが有ります。
ヒペリカム・ミスティックフレアーは切花用に選定された品種で、生産調整により3月から7月、9月から11月と従来のヒペリカムとに比べて長期間の出荷が可能です。
一般名:ヒペリカム
学名:Hypericum
分類名:植物界被子植物真正双子葉類キントラノオ目オトギリソウ科オトギリソウ属
原産地:ヨーロッパ
生活型:小低木
樹高:50〜100cm
単葉、葉色:緑、葉形:卵状長楕円形、葉柄:無し、鋸歯:無し、葉の付き方:対生、葉質:硬め
花序形:集散花序 花色:黄 花径:3〜7cm 開花期:6月〜7月 花の咲き方:平開 花弁数:5 雄蕊数:5個ずつ束生
雌蕊:黄色い子房から出た花柱は柱頭で5裂
果実色:白→ピンク、果実見頃:7月〜9月 用途:赤い実を切花や生け花に使用
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ヒペリカム(Hypericum)
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