イワナシとは
イワナシ(岩梨)は、日本固有種で、春〜初夏、薄紅色の花を咲かせるツツジ目ツツジ科イワナシ属の常緑小低木です。
北海道〜本州日本海側で山地の林内の岩場などに生息します。
茎は赤褐色をしており荒毛があります。
花は可愛らしい釣鐘形をしています。
花後に成る小さな果実は梨の味に似ており食べられます。
名前の由来は、岩場に生え、果実の味が梨に似ていることに因ります。
一般名:イワナシ(岩梨)
学名:Epigaea asiatica Maxim.
別名:果実をヂミカン(地蜜柑)
科属名:植物界被子植物門双子葉植物綱ツツジ目ツツジ科イワナシ属
分布:北海道〜本州日本海側 環境:山地の林内
生活型:常緑小低木 樹高:10〜15cm 茎色:赤褐色で荒毛がある
葉長:5〜10cm葉幅:3cm 葉形:長卵形 葉の付き方:互生
花色:薄紅 花の付き方:総状花序
花径:1〜1.5cm 花形:釣鐘型で先端が5裂し外に広がる
開花期:5月上旬〜7月上旬
雄蘂数:10本
果実:偏球形 果実色:緑→赤褐色 果実径:1cm 否可食:可
果実種類:刮ハ(さくか) 味:梨に似た甘み
用途:生食、イワナシ酒
■関連ページ
イワナシ(岩梨)
尾瀬(2011年6月4日〜5日)
ア行の花図鑑
|