カンアオイ(寒葵)

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カンアオイとは、日本固有種でウマノスズクサ目ウマノスズクサ科カンアオイ属カンアオイ種の多年草です。

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別名:カントウカンアオイ(関東寒葵)

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カンアオイ(寒葵)とは、日本固有種で、草丈が低く地面に張り付いたように花を付ける、ウマノスズクサ目ウマノスズクサ科カンアオイ属カンアオイ種の常緑多年草です。 関東〜東海の山地の樹木下の暗い場所に自生し、成長は驚くほど遅いです。
カンアオイは東アジアには100種程、日本にその半数があると言われます。 花名は冬でも枯れないことや、葉が葵に似ていることに因みます。 カンアオイの1種である「フタバアオイ」は、徳川家の「三葉葵」のデザインとされます。
茎の葉腋から葉柄のある濃緑色で皮質、基部が心形で先端が尖った卵形の葉を出します。 葉腋から、皮質で錆色の先端が3裂した小さな1〜数輪の花を咲かせます。
焦げ茶色の花のように見えるものは3枚の萼片が合着して鐘形をした萼筒の先端が3深裂した放射相称です。 壷状の萼筒の奥に12本の雄蕊と6本の雌蕊が集合しています。

カンアオイの種類
オナガカンアオイ(Asarum minamitanianum):葉や花が大きく、萼筒の先端が長い紐状になる
タイリンアオイ(Asarum asaroid):葉や花が大きく、萼筒にくびれがある
フタバアオイ(Asarum asaroid):落葉性、徳川家の紋所「三葉葵」のデザイン、春に小さな花が咲く
ウスバサイシン(Asiasarum sieboldii):落葉性、心形の葉と小さな萼筒

一般名:カンアオイ(寒葵)
学名:Asarum nipponicum(アサルム)
分類名:植物界被子植物単子葉類ウマノスズクサ目ウマノスズクサ科カンアオイ属カンアオイ種
別名:wild ginger、カントウカンアオイ(関東寒葵)
原産地:日本 
生息分布:関東〜東海の日本、東アジア 環境:山地の樹下の薄暗い場所
生活型:常緑多年草 
草丈:5〜10cm 軸色:暗紫色
草丈:10〜25cm 
葉数:茎に数枚 葉柄:有り 葉形:基部はハート型で先端が尖った卵形  葉色:濃緑色地に白斑紋が入る。 葉長:7〜10cm 葉幅:5cm 葉の付き方:互生 
開花期:10〜12月 花色(萼筒色):錆び色(暗紫色)、黄緑、紫、 萼片数:3枚 萼径:2cm 萼長:1cm 放射対称 
雄蕊数:12本 雌蕊数:6本 
成実期:初夏 繁殖:種子 
芳香:葉茎にあり 岐阜蝶の食草 

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カンアオイ(寒葵)


カンアオイ(寒葵)
カンアオイには種類がありますが、この花(萼)は錆び色をしていました。

カンアオイ(寒葵)

カンアオイ(寒葵)
柿のヘタか地面に穴が開いてるようです。
赤塚植物園で、2013年3月17日

カンアオイ
カンアオイ(寒葵)
京都植物園、2015年5月5日


オナガカンアオイ

オナガカンアオイ
オナガカンアオイ
京都植物園、2015年5月5日


ギンヨウカンアオイ

ギンヨウカンアオイ
ギンヨウカンアオイ
京都植物園、2015年5月5日