黄花角胡麻(キバナツノゴマ、学名:Ibicella lutea)は、夏に黄色い花を咲かせるツノゴマ科ツノゴマ属の一年性食虫植物です。
葉は心型をしており、葉と茎はフキ(蕗)に似ています。
葉や茎に生えている腺毛は粘々して、虫を捕らえる食虫植物です。
花名は、花が淡桃色のツノゴマ(角胡麻)と似ており、花色が黄色いことから来ています。
花の付き方は、総状花序(そうじょうかじょ)で、花柄(かへい)の先に5cm程の黄色い釣鐘形をした花を多数つけます。
別名で、「悪魔の爪」と呼ばれますが、それは乾燥した果実の先が山羊の角または、錨のように反り返った爪状となり接触した人や野生動物に刺さることに拠ります。
果実はツノゴマと同様ですが、キバナツノゴマの方が果実が大きく、観賞用や装飾用に用いられます。
一般名:キバナツノゴマ(黄花角胡麻)
学名:Ibicella lutea
別名:アクマノツメ(悪魔の爪)、タビビトナカセ(旅人泣かせ)
科属名:ツノゴマ科ツノゴマ属
原産地:南米
花色:黄 果実長:15cm 花径:5cm
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