コバイケイソウ(小梅尅吹jは、日本固有種でメランチウム科の多年草の高山植物です。
バイケイソウ(梅尅吹jという花が梅に似て、葉がケイラン(尢磨jに似た花があるが、それより小さいことから命名されました。
葉は幅広で長楕円形をしており、葉の付き方は互生、葉色は薄黄緑です。
無柄で葉脈は平行、葉縁は全縁です。
薄黄緑色の太い茎から花茎を伸ばし、夏、円錐花序を出して白い梅に似た小花を多数つけます。
小花の花被片数は6枚で、花被片の形は長卵形をしています。
中央の花序には両性花を咲かせ脇の花序には雄花を咲かせます。
雄蕊の数は6本、葯の色は黒紫色をしています。
花後になる果実は刮ハとなります。
全草にアルカロイドを持つ猛毒植物なので誤って食べると危険です。
一般名:コバイケイソウ(小梅尅吹j
学名:Veratrum stamineum Maxim.
分類名:植物界被子植物門単子葉植物綱ユリ目メランチウム科シュロソウ属コバイケイソウ種
別名:ハエドクソウ、ハエコロシ
分布:北海道〜中部日本 環境:山地〜(亜)高山の湿った場所
生活型:多年草の高山植物
草丈:50〜100cm 葉柄:無柄 葉脈:平行脈 葉縁:全縁(鋸歯無し)
葉形:幅広の長楕円形 葉の付き方:互生 葉色:薄黄緑
花序形:円錐花序 花穂:中央の長い花穂には両性花が付き、脇の花穂には雄花が付く
花色:白 花被片数:6枚 花被片形:長卵形 開花期:6〜8月(数年に一度)
雄蕊数:6本 葯色:黒紫色
果実タイプ:刮ハ
名前の由来:花が梅に似て葉がケイランに似ている「バイケイソウ」より小さいことから
備考:日本固有種、全草にアルカロイドを持つ猛毒植物
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