ピンポンノキ(Pingpong tree) とは、
中国原産のアオイ目アオギリ科ピンポンノキ属の高木です。
葉は大きく光沢があります。
初夏、小さな白い花を房状に咲かせます。
花には花弁が無く代わりに鐘形状の5深裂した萼片があります。
名前は中国語の頻姿(ピンポー)が訛って英語のピンポン(Pingpong)に転じたことによります。
実は食べられます。
花後に成る果実が割れると中に黒い種子があり、煮たり焼いたりして食べると甘くない栗のような味がします。
種子は漢方薬の「風眼果」で、寄生虫による腹痛、嘔吐、いわゆる「虫下し」になるとされます。
一般名:ピンポンノキ(Pingpong tree)
学名:Sterculia monosperma VENTENAT(旧:Sterculia nobilis Smith)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱アオイ目アオギリ科ピンポンノキ属
別名:カオラット、頻姿(ピンポー)、China chestnut
原産地:中国南部
樹高:10m 樹皮色:
葉色:緑
開花期:5月 花色:白 花形:鐘形の萼
花弁数:0 雄蕊数:20本 成実期:7〜9月 果実色:赤
果実長:5〜10cm
果実形:卵形 果実型:袋果
種子色:黒 種子径:2cm 種子形:楕円形
種子数:2〜4個
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