サキシマスオウノキ(先島蘇芳の木) は、立て板のような形をした板根(ばんこん)を持つ
アオイ目アオギリ科サキシマスオウノキ属の常緑高木です。
夏、黄色い鐘形の花を咲かせ、花後に堅い果実を成らせます。
葉は楕円形をしており表は無毛で光沢があります。葉裏は銀灰色で鱗状の毛が密生します。
材は鉄道の枕木や材木、樹皮は紅色の染料や薬用に使用されます。
似た名前にスオウ(蘇芳)がありますが、別科の木です。
一般名:サキシマスオウノキ(先島蘇芳の木)
学名:Heritiera littoralis Dryand
別名:Looking-glass mangrove
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱アオイ目アオギリ科サキシマスオウノキ属(ヘリチエラ属)
原産地:台湾などの東南アジア、熱帯アフリカ、ポリネシア、日本の南西諸島(奄美渡島、沖縄等)
生息環境:マングローブの湿地
樹高:20m〜 特徴:板根 葉長:20cm 葉形:楕円形 葉のつき方:互生
花色:黄色 開花期:5〜7月 果実長:5cm
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