サネカズラ(実葛) は、冬の赤い果実が美しいマツブサ科サネカズラ属の常緑蔓性本木です。
関東〜沖縄の日本、中国南部の温暖な山野の林縁に生えます。
樹皮は灰褐色でコルク質に覆われています。
若枝は粘液を含んでおり、昔、これを煮た汁で髪を整えたので、ビンツケカズラ(鬢付葛)や、ビナンカズラ(美男葛)、ビジンカズラ(美人葛)と呼ばれます。
葉は長楕円形〜卵形をしており、葉質はやや皮質で光沢があります。
夏、黄色い花弁と萼が区別できない鐘形の径1.5cmほどの花を下垂して咲かせます。
雌雄異株で、雌株は、冬、赤く艶のある球形の果実を集合させて成らせます。
一般名:サネカズラ(実葛)
学名:
別名:ビナンカズラ(美男葛)、ビジンカズラ(美人葛)、ビンツケカズラ(鬢付葛)
科属名:マツブサ科サネカズラ属
生息分布:関東〜沖縄の日本、中国南部 環境:温暖な山野の林縁
樹高: 樹皮:灰褐色でコルク質で被覆される 雌雄異株
葉形:長楕円形〜卵形 葉質:やや皮質で光沢がある
開花期:8月 花形:鐘形 花径:1.5cm 花の咲き方:下垂
花被片数:8〜17枚
果実色:赤 成実期:冬 果実タイプ:集果
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