セイヨウタンポポ(西洋蒲公英) とは、キク目キク科タンポポ属の多年草です。
春に黄色い花を咲かせ子供の頃から親し間れている野草です。
開花後、白い冠毛が多数集まって球状のワタゲ(綿毛)となりますが、一つひとつの冠毛には種子が付いていて風で飛ばされ繁殖します。晩秋になると葉が放射状に広がって地面にはりつく、いわゆるロゼット状で越冬します。
セイヨウタンポポは、欧州から帰化した種属で、ニホンタンポポ(日本蒲公英)が3〜5月に咲くのに対して、一年中咲いていることから見分けられます。
また、セイヨウタンポポは、総苞弁(花茎と黄色い頭花の間にある萼の一部)が反り返っていますが、ニホンタンポポには総苞弁の反り返りはありません。
洋の東西を問わず、葉や根は食用や薬草として使われています。
一般名:セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)
学名:Taraxacum officinale(タラクサクム)
別名:Dandelion(ダンデリオン)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科タンポポ属
花期:周年 草丈:5〜40cm 花径:3〜6cm 花色:黄・橙
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