センジュガンピ(千手岩菲) は、夏、細い花茎の先にナデシコに似た
(ナデシコ科なので似ているのは当然かもしれません)
白い五弁花を咲かせるナデシコ目ナデシコ科センノウ属の多年草です。
山地の湿った林に生える高山植物であり、花は小さいです。
花弁縁には不規則なギザギザがあります。
花弁や雌蕊、雄蕊の先端はいずれも白く、
蕊元は葉色と同じ緑色であり全体が白と緑で統一されており、清々しく清楚です。
名前の由来は、千手は日光中禅寺湖の西岸:千手浜のこと、ガンピは中国原産のナデシコ科の花、センピに似ていることから付けられました。
一般名:センジュガンピ(千手岩菲)
学名:Lychnis gracillima
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ナデシコ目ナデシコ科センノウ属
原産地:本州 環境:山地の暗い森林
生活型:多年草
草丈:30〜80cm 開花期:7〜8月 花色:白 花径:2cm 花弁数:5枚
花弁縁:浅く2つに裂け、さらに細かく切れ込む
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