シデコブシ(四手辛夷) とは、モクレン目モクレン科モクレン属シデコブシ種の落葉低木です。
コブシ(辛夷) の日本固有種で、
春、白〜淡紅色の細長い花被片を10数枚持った花を多数咲かせます。
岐阜、愛知、三重の本州中部の湿地に生息していますが自生は少なく、減少しつつありレッドリストにのせられています。
人為的には庭木や街路樹で植えられています。
コブシより樹高が低いので姫辛夷と呼ばれます。
また、学名のマグノリアと、花被片が星のように見えることから、英語ではスターマグノリア(Star Magnolia)と呼ばれます。
花名は、コブシの一種で、注連縄飾り(しめなわかざり)につける「しで」という白紙に似ていることからつけられました。
一般名:シデコブシ(四手辛夷)
学名:Magnolia stellata(マグノリア・ステラ)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱モクレン目モクレン科モクレン属シデコブシ種
別名:ヒメコブシ(姫辛夷)、Star Magnolia(スターマグノリア)
生息分布:岐阜、愛知、三重の本州中部 環境:湿地や渓流の後背地
生活型:落葉低木
樹高:200〜500cm 葉形:長楕円形 葉のつき方:互生
花色:白〜淡紅色 花径:10cm 開花期:3〜5月
花被片数:12〜18枚
用途:街路樹、庭園樹
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