シマシャリンバイ(島車輪梅)は、
バラ目バラ科シャリンバイ属の耐寒性常緑小高木、シャリンバイ(車輪梅)の小笠原諸島の固有種です。
葉には光沢あり皮質で厚い。葉には鋸歯が無いものや上部に鋸歯があるものもあります。
葉は楕円形〜長楕円形で枝に互い違いに付きます。葉裏には褐色の綱状脈があります。
花は冬〜初春、白い梅に似た五弁花を円錐花序に付けます。
花には芳香があり、花弁の先端は尖ります。
花後、秋に直径1cm程の黒紫色の液果が成ります。
葉が厚いため別名でアツバシャリンバイ(厚葉車輪梅)とも呼ばれます。
また、小笠原ではアレキサンドルとも呼ばれます。
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シマシャリンバイ(島車輪梅)
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花暦2011年
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一般名:シマシャリンバイ(島車輪梅)
学名:Rhaphiolepis wrightiana
別名:アツバシャリンバイ(厚葉車輪梅)、アレキサンドル(小笠原での名)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱バラ目バラ科ナシ亜科シャリンバイ属
原産地:小笠原諸島
生活型:常緑小高木 特記:小笠原諸島の固有種 樹高:5m
葉質:光沢あり 葉厚:厚い 鋸歯:全縁、または葉上部に鋸歯がある
葉形:楕円形〜長楕円形 葉長:5〜10cm
葉の付きかた:互生 葉裏:褐色の綱状脈がある
花序形:円錐花序 開花期:12月〜翌年3月 花色:白 花弁数:5枚
花径:1.5〜2cm
花の特徴:梅似で芳香があり花弁の先端が尖る
成実期:11月 果実径:1cm 果実種類:液果 果実色:熟すと黒紫色となる
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