シュンギク(春菊) とは、地中海沿岸が原産地で、主に葉茎が鍋野菜とされる
キク目キク科シュンギク属の一年草です。
花名の由来は春に開花するキク科の花から来ています。
●春菊の草姿
草丈は20〜60cmになりますが、野菜として食べる場合には、
20〜30cmで収穫します。
全草が無毛です。
●春菊の葉
葉は濃緑色で長楕円形の羽状2回複葉(いわゆる、菊葉)で、葉縁に鋸歯があり、
葉柄は無く、葉が茎を抱きます。
●春菊の花
花は春に咲き、花径は3〜4cmで、黄色の頭状花と舌状花から構成されますが、
舌状花には、黄色地だけのものと、黄色地に白の覆輪のものがあります。
●春菊の果実
花後に成る果実はそう果です。
●春菊の用途
主に、野菜として利用され、その場合には、
開花前に収穫してしまうので花を見ることはありませんが、
草姿は鑑賞用にもされます。
余談ですが、
ミヤコワスレ(都忘れ) は、
別名で「ノシュンギク(野春菊)」と呼ばれます。
●野菜としての春菊
野菜として利用する場合、
旬は11〜3月とされます。葉の大きさにより、大葉、中葉、小葉と分類されます。
料理方法には、すき焼きやしゃぶしゃぶなどの鍋物、天麩羅、おひたし、胡麻和えがありますが、
独特の香りと味がするので好みは分かれます。
一般名:シュンギク(春菊)
学名:Glebionis coronaria
別名:キクナ(菊菜)、Crown daisy
分類名:植物界被子植物門双子葉植物網キク目キク科シュンギク属
原産地:地中海沿岸
草丈:20〜60cm 毛:全草無毛
葉形:長楕円形で羽状2回複葉(いわゆる。菊葉) 葉の付き方:互生
葉柄:無し 葉と茎の関係:葉は茎を抱く 葉縁:鋸歯あり
開花期:4〜5月 小花の構成:頭状花と舌状花
花色:黄、黄色地に白の覆輪 花径:3〜4cm
果実形:そう果
用途:観賞用、葉茎は食用となる
旬:11〜3月 収穫の草丈:20〜30cm
料理方法:すき焼き、しゃぶしゃぶなどの鍋物や、天麩羅、おひたし、胡麻和え
備考:独特の香りと味で好みが分かれる
花名の由来:春に開花するキク科の花
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