テイカカズラ(定家葛)とは、初夏〜梅雨時、つる状の茎に芳香のある白花を多数つけて集散花序をなすキョウチクトウ科テイカカズラ属の常緑蔓性低木です。
葉は厚く光沢があり卵状被針形をしており対生につきます。
花色は時間の経過と共に、白→薄黄色に変わります。
花弁は基部が筒状で、先端が5弁に分かれています。
キョウチクトウ科の植物なのでキンポウゲ科の植物と同様に毒性があるので
花に芳香があるからと言って花茶にすることは出来ません。
花後、2個ずつ付いた莢果は成熟すると縦に裂開し銀色の綿毛がついた種子を出します。
風媒花なので種子は風に運ばれて繁殖します。
花名は歌人である藤原定家の墓に咲いていたことから命名されました。
一般名:テイカカズラ(定家葛)
学名:Trachelospermum asiaticum
別名:マサキノカズラ(柾葛、真拆蔓)
分類名:キョウチクトウ科テイカカズラ属
原産地:日本、朝鮮半島
樹高:5〜10m 開花期:5〜6月 花冠径:2cm 花色:白→薄黄(時間とともに)
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