ウワバミソウ(蠎草)は山野の杉林下の薄暗い湿った場所に生える
イラクサ目イラクサ科ウワバミソウ属の群生する多年草です。
蛇の出没しそうな場所に生えるのでウワバミ(大蛇の別名)草という名を付けられました。
茎は多肉質で水分を含んでいるのでミズナとも呼ばれます。
この茎や根は加熱して山菜としてべ食べられます。
葉は濃緑色をしており、秋に葉の付け根に種(ムカゴ)ができます。
このムカゴは軽く湯掻くと茶色が緑色に変わり少し粘り気が出てモチモチ感があり、味噌汁や浅漬けで食べます。
一般名:ウワバミソウ(蠎草)
学名::Elatostema umbellatum var.majus
別名:ミズ、ミズナ
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱イラクサ目イラクサ科ウワバミソウ属
原産地:日本全国 環境:山野の湿った場所
生活型:多年草 草丈:50cm
葉形:卵形で先端が尖っている 葉縁:粗い鋸歯あり 葉柄:無し 葉の付き方:互生
開花期:5〜6月 花:葉柄の無い小花多数付ける(雌株)、葉柄の先に薄黄色の小花を固めて付ける(雄花)
収穫時期:5〜9月 食用とする部分:茎、根
用途:御浸し、炒め物、浅漬け、和え物、煮物など食用、虫刺されなどの薬効
特記:葉や花は茎に直接付く 備考:雌雄異株
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