サフランモドキ(学名:Zephyranthes carinata)は、中米・西インド諸島原産で、ヒガンバナ科タマスダレ属の小形の球根植物です。以前の学名は Zephyranthes grandiflora でしたが、現在はシノニムとされました。 サフランと似ているのが花名の由来です。雨後に一斉に花が咲くことから、英名では、レインリリー(Rain lily)とも呼ばれます。 夏から秋に、桃色の6弁花(まれに8弁花)を咲かせます。サフランモドキ(Z. carinata)は、{{ハブランサス}}(Habranthus)と似ています。両者の違いは、サフランモドキ(Z. carinata)は花色が濃く、花弁は平開気味で重なりが少ないことと、長い雄蕊が突出し目立ちます。一方、ハブランサスは花色は薄く、花弁は半開程で全開はせず、雄蕊は筒中にあり目立ちません。タマスダレ属の他の仲間には、白花を咲かせるタマスダレ(玉簾、学名:Zephyranthus candida、ゼフィランサス・カンディダ)があります。 いずれも、鉢植えやグランドカバーに使われます。
一般名:サフランモドキ、学名:Zephyranthes carinata(ゼフィランサス・カリナータ)、シノニム:Zephyranthus grandiflora(ゼフィランサス・グランディフローラ)、別名:rosepink zephyr lily、 pink rain lily、レインリリー(Rain lily)、分類名:植物界被子植物門単子葉植物綱ユリ目ヒガンバナ科タマスダレ属(ゼフィランサス属)、原産地:中米・西インド諸島、草丈:30cm、開花期:7月〜9月、花色:桃、花径:7〜8cm。
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ゼフィランサス・カリナータ(Zephyranthus carinata)=サフランモドキ
ゼフィランサス・カンディダ(Zephyranthuscandida)=タマスダレ(玉簾)
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