ゼフィランサス・カリナータ、竹富島、2007年8月
ゼフィランサス、2010年9月12日、東京タワー
ゼフィランサス、2002年6月
ゼフィランサス・カリナータとは
ゼフィランサス・カリナータ(学名:Zephyranthus carinata)とは、和名でサフランモドキ(学名:Zephyranthes carinata)と呼ばれる、中米・西インド諸島原産で、ヒガンバナ科タマスダレ属の小形の球根植物です。
以前の学名は Zephyranthes grandiflora でしたが、現在はシノニムとされています。
サフランと似ているのが花名の由来です。
雨後に一斉に花が咲くことから、英名では、レインリリー(Rain lily)とも呼ばれます。
夏から秋に、桃色の6弁花(まれに8弁花)を咲かせます。
似た花
サフランモドキ(Z. carinata)は、ハブランサス(Habranthus)と似ています。
両者の違いは、サフランモドキ(Z. carinata)は花色が濃く、花弁は平開気味で重なりが少ないことと、長い雄蕊が突出し目立ちます。
一方、ハブランサスは花色は薄く、花弁は半開程で全開せず、雄蕊は筒中にあり目立ちません。
タマスダレ属仲間には、白花を咲かせるタマスダレ(玉簾、学名:Zephyranthus candida、ゼフィランサス・カンディダ)があります。 いずれも、鉢植えやグランドカバーに使われます。
一般名:ゼフィランサス・カリナータ、 学名:Zephyranthes carinata(ゼフィランサス・カリナータ)、
和名:サフランモドキ、
シノニム:Zephyranthus grandiflora(ゼフィランサス・グランディフローラ)、
別名:rosepink zephyr lily、 pink rain lily、レインリリー(Rain lily)、
分類名:植物界被子植物門単子葉植物綱ユリ目ヒガンバナ科タマスダレ属(ゼフィランサス属)、
原産地:中米・西インド諸島、
草丈:30cm、
開花期:7月〜9月、花色:桃、花径:7〜8cm。
■関連ページ
ゼフィランサス・カリナータ(Zephyranthus carinata)=サフランモドキ
ゼフィランサス・カンディダ(Zephyranthuscandida)=タマスダレ(玉簾)
9月の花(2010年)
8月の花(2007年)
9月の花(2001年)
サ行の花図鑑
花暦2007
花暦2010
花暦
|
ゼフィランサス(Zephyranthus)
2007年9月12日、赤羽橋
サフランモドキ=Zephyranthes carinata(ゼフィランサス・カリナータ)
2007年8月19日、竹富島(沖縄県)
ゼフィランサス・グランディフローラ=サフランモドキ
向島百花園、2002年6月
サフランモドキ=ゼフィランサス・カリナータ
2001年9月、木場公園
|