かぎけんから市ヶ谷、四ツ谷まではどちらも歩いて8分ぐらいです。
駅前には大抵ちょっと大きな本屋さんがあるものですが、
ご多分に漏れず、どちらの駅近辺にも本屋さんがあります。
散歩や帰宅の折に寄っては何かと面白そうな本を探している私達です。
今月かぎけんで話題となった本は、「バターはどこへ溶けた?」
例の「チーズはどこへ消えた?」の出版社か作者が2匹目のどじょうを狙ったのか?
「全く同じ装丁だし、値段だし、パッと中を見た感じも同じだよ。」
ならば、3冊目は、
「ミルクはだれが飲んだ?」、
「ホイップクリームはだれがなめた?」かなぁ。
「それにしても1つヒットすると、後が楽だね。いいなぁ」
「我々も2番目、3番目を狙いたいね。」
「でも、1番目がヒットしてなくちゃダメなんじゃない!?」
「あぁそうか。残念。」、という風に話しているわけです。
ところが、どっこい。
新聞によると、「チーズがバターを訴える」
ほどの訴訟事件にまで発展していたそうで、...。
「バター」は、発売以来315万部売れている(H13年5月22日現在)。
ということは、
315万円*838円/冊=26億3千970万円
これだけの大金が絡んでくると、私も私もというところが出て来るんでしょうか。ちなみに「チーズ」は15万部売れたそうです。1億2千570万円也。
ところで、「バター」は企業の新人研修のために大手メーカーで大量に買って行くそうです。確かに会社にとって使いやすい社員を養成するのに最適な本だと思います(ん?)
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「チーズはどこへ行ったか」(緑帯)、
「バターはどこへ溶けたか」(赤帯)の陳列、緑帯に混じって、赤帯も健闘しているもようです。
左端の平積みにも注目! 2001年5月21日、某書店
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