スジエビ(筋海老)とは、エビ目テナガエビ科スジエビ属の淡水性の海老です。
別名で、モエビ(藻蝦)や、カワエビ(川蝦)とも呼ばれます。
北海道〜屋久島までの日本や、樺太、朝鮮半島の川や池などに生息しています。
体長は3.5〜5cm程で、雌の方が大きくなります。体形は紡錘形で、
体色は無色で体側に黒い横縞がありますが、死ぬと無色から白濁に変わります。
脚は細長く5対あります。
夜行性で、昼間は水生植物の茂みでじっとしています。
水生昆虫や、小型の貝類、メダカなどの小魚を捕食する動物食性で、餌がないときは共食いもします。
天敵はサギなどの鳥類や、ウナギなどの淡水魚、淡水性カメなどです。
繁殖は産卵で行い、産卵期は春〜秋です。
食用となる海老で、唐揚げ、佃煮で食べますが、寄生虫の可能性があるので生食はしません。
用途は、食用の他釣り、釣り餌とされます。
一般名:スジエビ(筋海老)
学名:Palaemon paucidens
別名:モエビ(藻蝦)、カワエビ(川蝦)、River shrimp(リバーシュリンプ)、Common prawn、Lake prawn
分類名:動物界節足動物門甲殻亜門エビ綱エビ目テナガエビ科スジエビ属
分布:北海道〜屋久島までの日本、樺太、朝鮮半島 環境:川や池などの淡水
体長:3.5〜5cm(雌の方が大きくなる) 体形:紡錘形
体色:無色で黒い横縞(死ぬと無色→白濁) 脚:細長く5対ある
行動:夜行性(昼間は水生植物の茂みでじっとしている)
食性:水生昆虫や小型の貝類、メダカなどの小魚を捕食する動物食性(共食いもする)
天敵:サギなどの鳥類や、ウナギなどの淡水魚、淡水性カメなど
繁殖方法:産卵 産卵期:春〜秋
食用の可否:可 調理方法:唐揚げ、佃煮(寄生虫の可能性があるので生食はしない)
用途:釣り餌、食用
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スジエビ(筋海老)
箱根園水族館(2012年6月24日)
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