オキナワウラジロガシ(沖縄裏白樫、学名:Quercus miyagii)とは、沖縄固有種でブナ科コナラ属の常緑広葉高木です。雌雄同株で雄花序は尾状で垂れ下がる。雌花序は葉腋に直立します。名前は葉裏が白いことに拠ります。どんぐりは日本原産のブナ科では最大級で直径4cm程になります。沖縄諸島でも酸性の粘性赤土質の土壌に生息し、板根は大きいものでは1mにもなります。木材は硬く緻密、白蟻にも強いので建築材として使われます。
一般名:オキナワウラジロガシ(沖縄裏白樫)
学名:Quercus miyagii
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ブナ目ブナ科コナラ属オキナワウラジロガシ種
別名:ヤエヤマガシ(八重山樫)
分布地:沖縄諸島 生活環境:酸性の粘性赤土の非石灰岩地
生活型:常緑高木 樹高:20m 幹直径:1m 樹皮: 成長: 材:硬くて緻密、白アリにも強い
葉形:長披針形で先端が長い 葉色:艶のある濃緑(表)、白っぽい(裏) 葉質: 葉身長:8〜15cm 葉縁:弱い鋸歯があり葉縁は波打つ 葉の付き方:互生
株:雌雄同株 風媒花
雌雄同株、風媒花、雄花花序:尾状花序(ament,、catkin)、雄花色:褐色、開花期:1〜3月
果実:堅果 成実期:翌10〜11月 ドングリの形:球形〜樽型 果実径:4cm 殻斗:浅い杯型
用途:木材―建築材料、どんぐり―豚の餌
備考:1mになる板根がある
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