ショウジョウソウ(猩々草、学名:Euphorbia cyathophora)は、北アメリカ南部〜ブラジル原産で、トウダイグサ科トウダイグサ属の非耐寒性一年草です。赤い虫食のような苞色と、本来の緑色の苞色が対比されて美しいです。夏に、花茎の先端に花弁の無い沢山の黄色い小花を咲かせます。花は苞と比べると目立ちません。 ショウジョウと聞くと、「しょっしょうショウジョウジ」という童謡が思い出されますが、猩々草とは古代中国で創られた空想上の獣のことで、赤い長髪で酒好きの猿に似た生き物です。猩々草と言う花名は、猩々の赤い頭髪色から連想されて名付けられました。同科別属の植物で別名をショウジョウボク(猩々木、Euphorbia pulcherrima)と呼ばれるポインセチア(Poinsettia)は苞葉全体が赤く色づきます。ショウジョウソウは、英名では、fire-on-the-mountain(ファイア・オン・ザ・マウンテン)と呼ばれますが、同属の植物で「スノー・オン・ザ・マウンテン(snow-on-the-mountain)」と呼ばれる「ハツユキソウ(初雪草、学名:Euphorbia marginata)」があります。
一般名:ショウジョウソウ(猩々草)、学名:Euphorbia cyathophora、別名:クサショウジョウ(草猩々)、アニュアル・ポインセチア(Annual poinsettia)、分類名:植物界被子植物真正双子葉類キントラノオ目トウダイグサ科トウダイグサ属ショウジョウソウ種、原産地:北アメリカ南部〜ブラジル、草丈:60〜100 cm、葉序:互生、葉形:卵形、葉身長:6 cm、葉幅:3 cm、苞葉色:緑色で一部赤、苞葉形:金魚葉、またはバイオリン型、観賞期:8月〜10月、花色:黄、開花期:8月〜10月。
●トウダイグサ科の植物
イワタイゲキ(岩大戟)
ショウジョウソウ(猩々草)
ハツユキソウ(初雪草)
ポインセチア(poinsettia)
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