アデヤカキンコ とは、フィリピン・インドネシアのサンゴ礁域に生息するキンコ科のカラフルなナマコです。
キンコ科のナマコは、口から肛門までの消化器の形がとぐろを巻くような複雑な
形状をしています。
ナマコとはとても思えない丸い可愛い形に、
ベルベットで出来たような艶やかな紫色地に金色のレースが付いているようです。
英名でもシーアップルと呼ばれる林檎のような体形をしており、
枝のような触手を伸ばしてプランクトンを採取します。
刺激するとサポニンと言う毒を出します。
ちなみに、干しナマコのことを、キンコ(金海鼠)と呼ぶこともあります。
一般名:アデヤカキンコ
学名:Pseudocolochirus axiologus
分類名:棘皮動物門有棘動物亜門ナマコ綱楯手亜綱楯手目キンコ科Pseudocolochirus属
生息分布:フィリピン・インドネシア 環境:サンゴ礁域
別名:シーアップル(sea apple)
全長:15〜20cm 体色:赤地に金色の触覚で派手
食性:プランクトン 生殖腺色:黄色
毒性:あり(サポニン)
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