マナマコ(真海鼠)とは、棘皮動物門有棘動物亜門ナマコ綱楯手亜綱楯手目シカクナマコ科マナマコ属の棘皮動物です。
海底の至る所で見られます。体表色は、赤や、青、黒、白、橙色があり、棘状の柔らかい突起があります。
食用のナマコ
スーパーなどで赤いものと、青っぽいものが普通に売られています。赤いナマコの方が柔らかいです。
キュウリのような形をしており、調理の際には、まず縦に切り内蔵を除いて横に細切りして生食や、酢醤油をかけて食べます。
お酢は直前に掛けないと身が固くなり過ぎるので要注意です。
触感はコリコリしており、味は癖が無くて上品です。しかし、姿がヌメヌメしており、一種不気味なので人により好みが分かれます。
また、食べすぎると腸が緩くなることがあります。
腸の塩漬けはコノワタ(海鼠腸)、卵巣を撥形に乾したものは「このこ」と言う高価な珍味とされます。
中国料理では干した海鼠を水で戻して煮込むと高級料理の食材となります。
同科に、橙色をしたバイカナマコ(梅花海鼠) があります。
一般名:マナマコ(真海鼠)
、学名:Stichopus japonicus
、別名:赤海鼠、青海鼠、黒海鼠、Japanese common sea cucumber(ジャパニーズコモンシーキューカンバー)
、分類名:棘皮動物門有棘動物亜門ナマコ綱楯手亜綱楯手目シカクナマコ科マナマコ属
、原産地:海域
、全長:30cm
体色:赤、青、黒、白
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