アオダイショウ(青大将)は、日本固有種の有鱗目ヘビ亜目ナミヘビ科ナメラ属のヘビです。日本の平地〜低山地の民家近く、耕作地に生息し、樹上や地上、地中でも生活できます。冬には冬眠します。
おとなのヘビは全長1〜2mで灰緑色をしており、子には縞模様があり日本マムシに似ています。
雌雄の身体の大きさは、雌の方が雄より大きくなります。
行動は昼行性で、主にネズミなどの小型の哺乳類や鶏など小型の鳥類と卵、カエル等の両生類、
トカゲ等の爬虫類等の肉食性のものを食べます。
天敵はカラスやイヌワシ、タヌキ、イノシシなどです。
アオダイショの肉には臭みとアクがあるので人間の食用とはしません。
繁殖は、5〜6月に交尾を行い、7〜8月に4〜17個を産卵します。
木登りが得意ですが、他のヘビのように身体をくねらせて登るのではなく、
側稜という腹の両横にある鱗の一種を木に引っ掛けながら真っ直ぐ登ることができます。
同科同属(ナミヘビ科ナメラ属)の蛇には、シマヘビ(縞蛇) などがいます。
一般名:アオダイショウ(青大将)
、学名:Elaphe climacophora
、分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門爬虫綱有鱗目ヘビ亜目ナミヘビ科ナメラ属
、別名:Japanese rat snake
、生息分布:北海道〜九州、トカラ列島の日本 環境:平地〜低山地の民家に近く、耕作地
生活場所:樹上、地上、地中
、全長:1〜2m 雌雄:雌の方が雄より大きくなる
体色:成体は無地の灰緑〜青緑色、幼体には縞模様があり日本マムシに似ている
行動:昼行性、冬は冬眠
食べ物:ネズミなどの小型の哺乳類、小型の鳥類と鳥卵、カエル等の両生類、トカゲ等の爬虫類、等肉食性
天敵:カラス、イヌワシ、タヌキ、イノシシ
人間にとって可食か:肉に臭みとアクがあり食用としない
繁殖形態:卵生 交尾期:5〜6月 産卵期:7〜8月 雌が一度に産む仔の数:4〜17個 孵化した仔の大きさ:cm
備考:日本固有種 腹の両横にある側稜を木に引っ掛けながら真っ直ぐ木を登ることができる 瞳孔が丸い
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アオダイショウ(青大将)
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