バイカナマコ(梅花海鼠)は、沖縄諸島などのサンゴ礁域や砂地底に生息する
楯手亜綱楯手目シカクナマコ科バイカナマコ属の大型のナマコです。
成長したものは80cmほどになります。
体は橙色をした星型の突起(疣足)で覆われており、
海底でデトリタス(有機懸濁物、Detritus)を食べて栄養としています。
体の突起が梅の花に似ていることが名前の由来です。
また、見た目がパイナップル(Pineapple、学名:Ananas comosus)
に似ていることから学名の一部に ananas と付けられました。
マナマコ(真海鼠)と同様、乾燥させたものは中国料理の高級素材とされます。
一般名:バイカナマコ(梅花海鼠)
学名:Thelenota ananas
分類名:棘皮動物門有棘動物亜門ナマコ綱楯手亜綱楯手目シカクナマコ科バイカナマコ属
生息分布:沖縄諸島、朝鮮半島、中国 環境:サンゴ礁域、砂地
全長:80cm 直径:10cm 体色:赤褐色
用途:乾燥させて中国料理の高級素材
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サンピアザ水族館(2010年12月26日)
無脊椎動物図鑑
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