ベルツノガエル(Bell角蛙)とは
ベルツノガエル(Bell角蛙)とは、アルゼンチンのパンパに生息する両生類の無尾目ユビナガガエル科ツノガエル属ベルツノガエル種のカエルです。
泳げないのでパンパでは湿地帯の陸上に住んでいます。
特徴と生態
ツノガエルの仲間なので、目の上に小さな角状突起があります。
体長12cm、体重150g程で、体表色は緑色地に赤や黒い斑点がありますが、
アルビノは薄黄に茶色い斑があります。
あまり動かず、食べ物はミミズや昆虫、両生類、パンパステンジクネズミなどの小型哺乳類等を待ち伏せして、獲物が目の前に来たら大きな口で捕獲します。
繁殖は卵生で行い、雨季、水溜りに1000個ほどの卵を産みます。
●名前の由来
アルゼンチンに生息するツノガエル(角蛙)ということで、英名では、Argentine horned frog と呼ばれます。
ベルツノガエルのベル(Bell)とは、本種を新種として登録した動物学者トーマス・ベル氏の名前に因みます。
一般名:ベルツノガエル(Bell角蛙)
、学名:Ceratophrys ornata
、分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門両生綱無尾目カエル亜目ユビナガガエル科ツノガエル属ベルツノガエル種
、別名:Argentine horned frog
、生息分布:アルゼンチンなど 環境:パンパの湿地帯の陸上
、体長:12cm 体重:150g
体表色:緑色地に赤や黒い斑点、アルビノは薄黄に茶斑
、食べ物:ミミズ(蚯蚓、学名: Eisenia foetida)、昆虫、両生類、ネズミなどの小型哺乳類等を貪欲に捕食する動物食性
繁殖形態:卵生 産卵期:雨季 産卵場所:水溜り 一度に雌が産む卵数:〜1000個
備考:大きな口、目の上の角状突起、あまり動かない、餌が来るのを待ちぶせ、泳げない
■関連ページ
ベルツノガエル
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両生類図鑑
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