ボンゴ(Bongo)とは、アフリカの密林に生息する偶蹄目ウシ科ボンゴ属の動物です。
顔はエジプトの壁画や仮面を被っているように複雑です。
顔下面と鼻は黒く、頭〜眼下までが焦げ茶色、その中間が薄茶色をしています。
毛色は赤栗色で胴体に白い横線が10〜15本、胸に三日月形のは白い斑があります。
背中には綴じ代のように毛が立っています。
雌雄ともに角があります。
ネジヅノレイヨウ類と呼ばれるように角は一回転半捩れて外側に開いています。
耳は横に広がり大きく、物音に敏感で危機を感じたら逸早く逃げ去ります。
雌は20頭程で集団生活をし、年老いた雄は単独生活をしています。
食べ物は木の葉や芽、木の実、樹皮です。
世界の四大珍獣の一つとされます。ちなみに、四大珍獣とは以下の動物です。
四大珍獣
オカピ(Okapi)、
コビトカバ(小人河馬) 、
ジャイアントパンダ、
ボンゴ(Bongo)
一般名:ボンゴ(Bongo)
学名:Tragelaphus euryceros
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱偶蹄目ウシ科ウシ亜科ボンゴ属
別名:Eastern Bongo、Bongo oriental
生息分布:アフリカ(中央部の東〜西に不連続) 生息環境:低地〜高山の密林
体長:230cm 体重:250〜400Kg 尾長:25cm 体表色:赤栗色で胴体に白い横線が10〜15本入る
角長:80〜100cm 角形:捩れたような白い角を雌雄ともに持っている 顔下面と鼻:黒
生活:単独、あるいは20頭程で集団生活 行動:朝夕 食べ物:木の葉、芽、木の実、樹皮 雌が一度に産む仔の数:1仔 寿命:20年
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ボンゴ(Bongo)
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