キタムラサキウニ(北紫海胆・北紫海栗) とは、
棘皮動物門ウニ綱ホンウニ目オオバフンウニ科の棘皮動物です。
相模湾以北の北日本海岸や対馬等の日本海に生息します。
栗のイガのような棘で覆われています。棘と管足を使って移動したり、岩を攀じ登ったりします。
殻を赤道に沿って2つに割ると、中に薄黄い5個の生殖腺があります。食用とするのは未成熟のもので、産卵期を越したものは味覚や品質が落ちます。
このエゾバフンウニ(蝦夷馬糞海胆・海栗) と
キタムラサキウニ(北紫海胆・海栗)
とで、食用とするウニの大半を占めます。
イガから身を取り出すのは結構苦労なものです。以前、イガ付きの活け海胆を買って調理したことがありますが、イガが鋭く剥くのに苦労して、その割には取れる身が少なかったので、それ以来ウニは剥き身を購入するようにしています。
一般名:キタムラサキウニ(北紫海胆・北紫海栗)
学名:Strongylocentrotus nudus
別名:ムラサキウニモドキ(紫海胆もどき)
分類名:棘皮動物門ウニ綱ホンウニ目オオバフンウニ科オオバフンウニ属
全長:10cm 棘色:紫 身(生殖腺)色:薄黄 旬:6〜9月 産卵期:9〜10月
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