エゾバフンウニ(蝦夷馬糞海胆・海栗)
エゾバフンウニ(蝦夷馬糞海胆・海栗、学名:Strongylocentrotus intermedius)とは、
棘皮動物門ウニ綱ホンウニ目オオバフンウニ科の棘皮動物です。
北海道〜福島以北の水深50m程の岩礁に生息します。
緑色や灰褐色の短い栗のイガのような棘で覆われています。
棘と管足を使って移動したり、岩を攀じ登ったりします。
殻を赤道に沿って2つに割ると、中に鮮橙色の5個の生殖腺があり、これ食べます。
食用とするのは未成熟のもので、産卵期を越したものは味覚や品質が落ちます。
このエゾバフンウニ(蝦夷馬糞海胆・海栗) と
キタムラサキウニ(北紫海胆・海栗)
とで、食用とするウニの大半を占めます。
イガから身を取り出すのは結構苦労なものです。
以前、イガ付きの活け海胆を買って調理したことがありますが、
イガが鋭く剥くのに苦労して、その割には取れる身が少なかったので、
それ以来ウニは剥き身を購入するようにしています。
一般名:エゾバフンウニ(蝦夷馬糞海胆・海栗)
学名:Strongylocentrotus intermedius
別名:バフンウニ、ガゼ、ガンゼ、アカ、short-spined sea urchin
分類名:動物界棘皮動物門ウニ綱ホンウニ目オオバフンウニ科オオバフンウニ属
生息分布:北海道〜福島以北の日本 環境:水深50mまでの岩礁域
全長:5〜10cm 雌雄:異体 殻形:上下に少し潰した円形
棘長:0.7cm(短め) 棘色:灰褐色、緑色
食性:藻 寿命:10年
旬:月 産卵期:春〜秋
食の可否:可食 食用部:卵巣 身(生殖腺)色:橙色
食べ方:生、寿司、蒸しうに、塩うに、パスタ
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