コウイカ(甲烏賊とは
コウイカ(甲烏賊)とは、軟体動物門コウイカ目コウイカ科コウイカ属の食用と高級なる烏賊(いか)です。甲があることが名前の由来です。
甲烏賊の体形
外套に比べて脚は短いです。
体内にある胴体の一部が硬い甲になっており、皮一枚で外套に繋がっています。
甲は取り除けます。
甲烏賊の別名
大量な墨を持ち襲われた時などに吐くので、別名でスミイカ(墨烏賊)とも呼ばれます。
この墨は時代が変わっても退色しないので習字の墨に使われが、セピア色の語源となっています。
甲烏賊の寿命
春〜初夏に産卵されたものが、海の浅場で育ち、夏に、新烏賊となり珍重されます。
冬に旬を迎え、翌年春〜初夏に産卵後、死んでしまうので、寿命は1年程しかありません。
食材としての甲烏賊
身はまったりとして甘味があり、アミノ酸が豊富です。
刺身や、寿司、天麩羅、フライ、空揚げなどの調理法があります。
墨は食用ともなり、スパゲティや、リゾット、スープなどに用いられます。
一般名:コウイカ(甲烏賊)
、学名: Sepia esculenta
、別名:バショウイカ(芭蕉烏賊)、Bigfin Reef Squid
、分類名:動物界軟体動物門頭足綱十腕形上目コウイカ目コウイカ科コウイカ属
、別名:スミイカ(墨烏賊)、ハリイカ(針烏賊)、Cuttlefish
、分布地:関東以西の日本沿岸、東・南シナ海
、環境:海底の砂泥
、全長:20cm 産卵期:3月〜6月 旬:冬
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