ミナミイボイモリ(南疣井守) は中国雲南省の高山の池沼や水田、森林の湿った林床、小川近くの草原に生息するサンショウウオ目イモリ科ミナミイボイモリ属ミナミイボイモリ種で、ほぼ完全な陸棲イモリです。夜行性で昼間は落ち葉や石の下に潜んでいます。
体色は黒褐色地で突起部が橙色をしており、線状斑紋のように見えます。
尻尾も橙色をしています。
体色が美しく、飼育しやすいことからペットとして人気です。
普段は陸上で生活していますが、繁殖期には水辺に行き水草に卵を産み付けます。
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東山動物園の両生類(2009年10月25日)
動物図鑑
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一般名:ミナミイボイモリ(南疣井守)
学名:Tylototriton shanjing
分類(目科属):動物界脊索動物門脊椎動物亜門両生綱サンショウウオ目(有尾目)イモリ亜目イモリ上科トウブイモリ科ミナミイボイモリ属ミナミイボイモリ種
別名:Emperor newt、Mandarin Newt、Halloween Newt
生息分布:中国雲南省 環境:高山の池や水田、小川近くの草原
体長:12〜18cm(雌は雄より大きい) 体表色:黒褐色地で突起部が橙色で線状斑紋のように見える、尻尾は橙 姿:2対4本の足と尾 行動:夜行性
食べ物:ミミズやコオロギ等の昆虫、等を捕食する肉食性
産卵期:5〜8月 繁殖形態:卵生 産卵場所:水中の水草
備考:繁殖期のみ水に入る
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