ムツオビアルマジロ(六帯Armadillo)は、ブラジルなどの南米の
熱帯雨林や草原の平野に生息する被甲目アルマジロ科ムツオビアルマジロ属の動物です。
頭や背中が黄色っぽい鎧状の固い甲羅になっています。
アルマジロというと自然界で敵に出あったり襲われそうな時には団子虫のように
丸くなるイメージがありますが、このムツオビアルマジロは地面にしがみ付き
固い甲羅で身を守ります。背中に6本の帯があるのが名前の由来です。
地面に穴を掘って住処にしています。
食べ物は昆虫の幼虫やアリ、シロアリ、ミミズ、ヘビ、果物などの雑食性です。
活動は活発でなく、1日の大半(18時間)を寝て過ごします。
ちなみに、アルマジロは20種類ほどいますが、その中で完全に
丸くなれるのはミツオビアルマジロ属の2種−ミツオビアルマジロ(学名:Tolypeutes tricinctus)と
マタコミツオビアルマジロ(学名:Tolypeutes matacus)
だけです。
一般名:ムツオビアルマジロ(六帯Armadillo)
学名:Euphractus sexcinctus
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱獣亜綱異節上目被甲目
アルマジロ科ムツオビアルマジロ属
別名:Six-banded armadillo、Yellow Armadillo
分布:ブラジルなどの南米 環境:熱帯雨林や草原の平野
全長:45cm前後 体重:5kg前後 尾長:15cm前後 体色:黄褐色
体:鎧状 食べ物:昆虫の幼虫、アリ、シロアリ、ミミズ、ヘビ、果物などの雑食性
営巣:地中に穴を掘って寝る 性格:おとなしい 寿命:15年(飼育下)
名前の由来:背中に6本の帯(7、8本の場合もある)があることから。
特徴:活動時間は6時間ほどで、1日の大半(18時間)を寝て過ごします。
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ムツオビアルマジロ(六帯Armadillo)
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動物図鑑
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