オオアリクイ(大蟻喰い) は、中央アメリカに生息するは哺乳綱貧歯目(アリクイ目)アリクイ科オオアリクイ属の動物です。アリクイの仲間では最大で種掃除機のような長い顔、ふさふさした体毛を持ち、長い舌で蟻を舐めとります。
またそれが名前の由来にもなっています。
全身灰茶色で肩から前足にかけては白い。
顔〜首を除く全身に房々した長い毛が生えており、特に尾は形も分からない程でモップのようです。
眼と耳は小く、歯がありません。
房々した大きな尻尾と足、前足の爪が発達し爪は5本あり、足爪4本(小指の爪退化)
単独で生活し、夜行動します。名前にあるように、食べ物はシロアリ(白蟻)や、
アリ(蟻)で、蟻塚を襲って長い舌を高速で出し入れして蟻を舐め取ります。
天敵は、 ジャガー、 などの大型肉食獣で、
襲われると尻尾を支点にし後足で立ち上がって前足の爪で攻撃や抱き付きついて締め付けます。
繁殖は胎生で、妊娠期間は半年、一度に雌が産む仔の数は1仔です。
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オオアリクイ(大蟻喰い)
ズーラシア(2003年6月22日)
江戸川動物園(2011年1月30日)
動物図鑑
一般名:オオアリクイ(大蟻喰い)
学名:Myrmecophaga tridactyla
分類名:動物界脊索動物門哺乳綱貧歯目(アリクイ目)アリクイ科オオアリクイ属オオアリクイ種
別名:Giant ant-eater(ジャイアント・アンツ・イーター)
分布:中央アメリカ 環境:熱帯雨林、サバンナ、草原
体長:120cm 尾長:70cm 体重:30Kg
体色:全身灰茶色で肩から前足が白 体毛:顔〜首を除く全身が房々した長毛
生活:単独 行動:夜行性
食べ物:シロアリ(白蟻)、アリ(蟻)
天敵:ジャガー、などの大型肉食獣
繁殖形態:胎生 妊娠期間:6ヶ月 一度に雌が産む仔の数:1仔 寿命:16年
特徴:掃除機のような口、長い顔、長い(60cm)ベタベタした舌、
眼と耳は小、歯が無い。房々した大きな尻尾と足、前足の爪が発達し足爪数は5本 足爪4本(小指の爪退化)、蟻塚を前足の爪で破壊し、舌を出し入れして蟻を捕食
天敵に襲われると尻尾を支点にし後足で立ち上がって前足の爪で攻撃したり抱き付きます。
体温:低温(32.7度)、睡眠時間:長(15時間/日)
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