別名:Crown-of-thorns starfish
オニヒトデ(鬼海星) とは、
ヒトデ綱アカヒトデ目オニヒトデ科オニヒトデ属の棘皮動物で全身が棘で覆われています。
ウニやナマコと同じ仲間ですが、サンゴの天敵として知られる大型のヒトデです。
体色は青で棘の先端が朱色をしています。腕の数は13〜15本あります。
繁殖は産卵で行い、産卵期は4〜7月(特に6月)です。
放卵放精で受精し、1年間に産まれる卵の数は数千万個となります。
口は腹側にあり、生殖器は腕の付け根にあります。
アカヒトデ目特有の、胃を口から出して好物である
ミドリイシ類のサンゴに押し付けて消化します。
サンゴの食害を減らすためダイバーが海に潜りオニヒトデを駆除しようとしても、
体表面に有毒の棘が生えているため扱いが困難です。
刺されるとアナフィラキーショックを起こすことがあり、
とても危険な生き物です。
寿命は6〜7年とされます。
オニヒトデの天敵
法螺話のようですが、オニヒトデの天敵は、
ホラガイ(法螺貝)です。
一般名:オニヒトデ(鬼海星)
学名: Acanthaster planci
別名:crown-of-thorns starfish
分類名:動物界棘皮動物門ヒトデ綱アカヒトデ目オニヒトデ科オニヒトデ属
生息分布:紀伊半島以南の海 環境:サンゴ礁
直径:50〜60cm 体色:青で棘先端は朱色
腕の数:13〜15本 繁殖形態:産卵 受精:放卵放精
産卵期:4〜7月(特に6月) 1年間に産む卵の数:数千万個
食性:サンゴ 天敵:ホラガイ(法螺貝)
寿命:6〜7年
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