エトピリカ(Etupirka) は、
は鳥綱チドリ目ウミスズメ科ツノメドリ属の北方系の海鳥です。
繁殖期は陸上で生活しますが、繁殖期以外は海で生活します。
鳥とは思えないほど泳ぎの得意な鳥で、高速で水中に潜り小魚などを捕食します。
嘴と足色は、橙色で全身が黒い。
顔は夏羽では白く目の上に薄茶の飾り羽があり、冬羽では顔が黒くなり飾り羽はありません。
エトピリカとはアイヌ語で、嘴(エト)が美しい(ピリカ)という意味があります。
また別名でオイランドリ(花魁鳥)と呼ばれるのは、夏羽の頭に生える飾り羽が花魁の髪飾りに似ていることによります。
「知床旅情」に出て来る笑う鳥として知られます。
一般名:エトピリカ(Etupirka)
学名:Fratercula cirrhata
分類名:動物界脊索動物門鳥綱チドリ目ウミスズメ科ツノメドリ属
別名:オイランチョウ(花魁鳥)、Tufted Puffin、Etupirka(アイヌ語)
分布:日本では北海道 環境:海洋(繁殖期以外)、断崖絶壁(繁殖期)
体長:40cm 体色:黒 顔色:白(夏羽)、黒(冬羽) 嘴・足色:橙色
食べ物:海老等の甲殻類や、烏賊等の無脊椎動物、鯵等の小魚、オキアミなどの動物性プランクトン
繁殖方法:産卵 営巣時期:4月〜 営巣場所:断崖絶壁の岩の隙間や地面
繁殖期:6〜8月 一度に雌が産む卵の個数:1個 孵化期間:50日 抱卵:雌雄 成鳥までの期間:3年
■関連ページ
エトピリカ(Etupirka)
葛西臨海水族園(2010年3月7日)
鳥図鑑
動物図鑑
麹町便り
memo
|