アマモ場の生き物
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タツノオトシゴ(竜の落とし子)
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カリフォルニア
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ファインスポッテド・ジョーフィッシュ
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ファインスポッテド・ジョーフィッシュ
finespotted jawfish
一般名:ファインスポッテド・ジョーフィッシュ(finespotted jawfish)
学名:Opistognathus punctatus
科属名:動物界脊索動物門条鰭綱スズキ目アゴアマダイ科アゴアマダイ属
生息分布:バハ・カリフォルニア(Baja California)
全長:40cm 食べ物:魚や海老等の肉食性
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ファインスポッテド・ジョーフィッシュ(finespotted jawfish)
海底に生息し大きな口を使って巣穴を堀り顔だけ出します。雌が産卵した後、雄が口に卵を咥えて孵化させます。
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ハワイ沿岸
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ミレットバタフライフィッシュ
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ミレットバタフライフィッシュ
一般名:ミレットバタフライフィッシュ(Millet butterflyfish)
別名:ミレットシードバタフライフィッシュ(Milletseed butterflyfish)
学名:Chaetodon miliaris
科属名:動物界脊索動物門条鰭綱スズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属
分布:ハワイ沿岸
全長:18cm 食べ物:小魚など
ミレットバタフライフィッシュ(Millet butterflyfish)
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ミレットバタフライフィッシュ (Millet butterflyfish)
ハワイで最も見かけるスズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属のチョウチョウウオでハワイの固有種です。
体色は薄黄色地で、体側の主に背側に小さな黒斑が多数あり腹部にかけて段々小さくなります。
目を通る黒い縦線と尾鰭の付け根に大きな黒斑があります。
背鰭、胸鰭、尻鰭、尾鰭は鮮黄色をしています。
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干潟の生き物
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ビリンゴ(Biringo)/ギマ(擬麻)
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ビリンゴ(Biringo)
ビリンゴは体形がマハゼに似たスズキ目ハゼ科ウキゴリ属の魚です。
河川汽水域〜内湾の砂泥底に生息していますが、
浮き袋が発達しているので中層を遊泳・静止するホバリングを行います。
体色は背側が淡褐色、腹部は白ですが、春になると雌に婚姻色が現れ、体側に黄色い横斑が出るとともに鰭の一部が黒くなります。
一般名:ビリンゴ(Biringo)
学名:Gymnogobius breunigii
科属名:動物界脊索動物門条鰭綱スズキ目ハゼ科ウキゴリ属
別名:-
分布:北海道〜本州〜九州〜屋久島の日本、朝鮮半島、中国 環境:河川汽水域〜内湾の砂泥底
全長:5cm 体重:2g 体形:紡錘形 体色:淡褐色(背)、白(腹)
雌の婚姻色:体側に黄色い横斑、鰭の一部が黒くなる 食べ物:
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ギマ幼魚
ギマ(擬麻)はフグ目ギマ科の魚で、房総半島以西の河川汽水域〜内湾に生息しています。
カワハギに似た姿をしており、頭に棘があります。
食用となる魚ですが、体がヌルヌルしているので、頭を落とし皮を剥いでから調理します。
カワハギ同様、肝も食べられます。
刺身で肝醤油で食べたり、鍋物、煮付け、唐揚、干物にして食べます。
名前の由来は皮が硬くざらざらしている状態が、木綿を硬くして麻のようにすることから来ています。
一般名:ギマ(擬麻)
学名:Triacanthus biaculeatus
科属名:動物界脊索動物門条鰭綱フグ目ギマ科ギマ属
別名:Short-nosed tripodfish(Juvenile)
分布:房総以西
環境:河川汽水域〜内湾
全長:25cm 体重:g 体形:紡錘形 体色:
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トビハゼ(跳鯊)
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トビハゼ(跳鯊)
一般名:トビハゼ(跳鯊)
学名:Periophtalmus modestus Cantor
科属名:動物界脊索動物門条鰭綱スズキ目ハゼ科トビハゼ属
別名:Shuttles hoppfish、Mudskipper
分布:東京湾などの日本、朝鮮半島、中国の東南アジア熱帯・温帯域 環境:汽水域の泥干潟
全長:5cm(雄)〜10cm(雌) 体色:灰褐色地に白黒の斑模様 食べ物:プランクトン
活動:春〜秋 冬は巣篭もり 食べ物:甲殻類や多毛類の肉食性
繁殖形態:産卵 産卵期:6〜8月 営巣場所:泥中 営巣:雄 産卵:雌 寿命:1年(雄)、2年(雌)
特徴:稚魚の時は水中で浮遊生活しプランクトンを食る、50日後に1.5cm程になったら干潟に上陸し成魚と同様の生活を始める。顔の上に目が飛び出ている。絶滅危惧種(NT)
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トビハゼ(跳鯊)
トビハゼ(跳鯊)は東京湾以西の汽水域の泥干潟に生息するスズキ目ハゼ科の魚です。
灰褐色地に白黒の斑模様があり、皮膚呼吸ができる陸上で生活しています。
顔の上に目が飛び出した愛嬌のある顔をしています。
移動は筋肉質な胸鰭や尾鰭を使ってジャンプして行います。
6〜8月頃に雄が泥中に巣を作り、雌が産卵します。
稚魚は水中生活でプランクトンを食べていますが、50日後に上陸し成魚と同様の生活を始めます。
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ユビナガホンヤドカリ(指長本宿借)
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ユビナガホンヤドカリ(指長本宿借)
イボキサゴの殻を背負っています。
ユビナガホンヤドカリ(指長本宿借)は日本全国の汽水域の砂地で普通に見られる
節足動物門軟甲綱エビ目ヤドカリ科ホンヤドカリ属の生物です。
ホンヤドカリの仲間ですが、歩脚の指節が長く鼈甲色と暗茶色の縞模様をしています。
鋏は左右対称ではなく、右の鋏の方が大きい。
背負っている殻はイボキサゴやイボニシなどの貝殻で、本体はエビのような形をしています。
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ユビナガホンヤドカリ(指長本宿借)
一般名:ユビナガホンヤドカリ
学名:Pagurus minutus
科属名:動物界節足動物門軟甲綱エビ目ヤドカリ科ホンヤドカリ属
生息分布:日本全国 環境:汽水域の砂地
体長:1.5〜2cm 体色:鼈甲色と茶色の縞模様 特徴:歩脚の指節は長く鼈甲色と茶色の縞模様、鋏は左右対称ではなく右の方が大きい。
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シラタエビ
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一般名:シラタエビ
学名:Exoplaemon orientis
科属名:動物界節足動物門軟甲綱エビ目テナガエビ科トサカスジエビ属
生息分布:日本全国 環境:汽水域
体長:4〜10cm 体色:無色透明で体側に黒っぽい点線のような縦縞がある、青い触覚、鶏冠状の額
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鳥
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エトピリカ(花魁鳥)
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エトピリカ(花魁鳥) 冬羽
水槽が曇っていて綺麗に撮れません。
エトピリカ(花魁鳥)は鳥綱チドリ目ウミスズメ科ツノメドリ属の北方系の海鳥です。
繁殖期は陸上で生活しますが、繁殖期以外は海で生活します。
鳥とは思えないほど泳ぎの得意な鳥で、高速で水中に潜り小魚などを捕食します。
嘴と足色は、橙色で全身が黒い。
顔は夏羽では白く目の上に薄茶の飾り羽があり、冬羽では顔が黒くなり飾り羽はありません。
エトピリカとはアイヌ語で、嘴(エト)が美しい(ピリカ)という意味があります。
また別名でオイランドリ(花魁鳥)と呼ばれるのは、夏羽の頭に生える飾り羽が花魁の髪飾りに似ていることによります。
「知床旅情」に出て来る笑う鳥として知られます。
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エトピリカ(花魁鳥) 冬羽
まるで魚のように上手に水中を泳ぎます。
一般名:エトピリカ(花魁鳥)
学名:Fratercula cirrhata
分類名:動物界脊索動物門鳥綱チドリ目ウミスズメ科ツノメドリ属
別名:オイランチョウ(花魁鳥)、Tufted Puffin、Etupirka(アイヌ語)
分布:日本では北海道 環境:海洋(繁殖期以外)、断崖絶壁(繁殖期)
体長:40cm 体色:黒 顔色:白(夏羽)、黒(冬羽) 嘴・足色:橙色
食べ物:海老等の甲殻類や、烏賊等の無脊椎動物、鯵等の小魚、オキアミなどの動物性プランクトン
繁殖方法:産卵 営巣時期:4月〜 営巣場所:断崖絶壁の岩の隙間や地面
繁殖期:6〜8月 一度に雌が産む卵の個数:1個 孵化期間:50日 抱卵:雌雄 成鳥までの期間:3年
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ウミガラス(海烏)
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ウミガラス(海烏) 夏羽
水槽が曇っていて綺麗に撮れません。
ウミガラス(海烏)は鳥綱チドリ目ウミスズメ科ウミガラス属の北方系の海鳥です。
海洋に住みカラスのように背が黒いのでウミガラスと呼ばれますが、
腹部は白い。顔はエトピリカと反対に、夏羽では黒く冬羽では白い。
鳥ですが、潜水が得意でイカ等を捕食します。
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ウミガラス(海烏) 夏羽
潜水が得意です。
一般名:ウミガラス(海烏)
学名:Uria aalge
科属名:動物界脊索動物門鳥綱チドリ目ウミスズメ科ウミガラス属
別名:オロロンチョウ(オロロン鳥)、Common Murre
分布:日本では北海道 環境:水辺
体長:45cm 体色:背側は黒、腹部は白 顔色:黒(夏羽)、白(冬羽) 嘴・足色:黒
食べ物:小魚や烏賊等の無脊椎動物
繁殖方法:産卵 営巣時期:月〜 営巣場所: 繁殖期:月
一度に雌が産む卵の個数:1個 孵化期間:日 抱卵: 天敵:カラス(烏)、オットセイ
寿命:20年
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