●フンボルトペンギンとは
フンボルトペンギン(Humboldt Penguin)は、ペンギン目ペンギン科フンボルトペンギン属の鳥類で、南米の太平洋沿岸のフンボルト海流域に生息している中型のペンギンです。
背中や翼が黒褐色で、腹部は白く、頭から胸にかけて白帯が入り、胸に太い黒茶の帯があります。
嘴は黒く、目から口元にかけてピンク色をしています。
腹部に黒帯があることから別名でバンテッドペンギン(帯Penguin)、穴を掘って住む習性からホーリーペンギン(Holly Penguin)とか、アナホリペンギン(穴掘りPenguin)とも呼ばれます。
温帯に住んでいるので暑さに強く、冷房装置が不要なため、日本では動物園や水族館で最も飼育されている種類です。
一方、野生では、生息環境の減少や漁業との競争で生息数が減り、1万羽に満たない絶滅危惧種とされます。
ケープペンギン(Cape Penguin)と似ています。
一般名:フンボルトペンギン(Humboldt Penguin)、学名:Spheniscus humbolti、分類名:ペンギン目ペンギン科フンボルトペンギン属、別名:バンテッドペンギン(帯Penguin)、ホーリーペンギン(Holly Penguin)、アナホリペンギン(穴掘りPenguin)、生息分布:南米太平洋沿岸、全長:70cm、体表色:背中・頭(黒茶)、腹部(白)、頭から胸にかけて(白い帯)、嘴(黒)、目元から口元にかけて(桃色)、脚元(黒、桃色、灰色の混合)、繁殖時期:4〜7月、9〜12月(真夏の暑い時期は除く)、絶滅の有無:絶滅危惧種
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