オオシロピンノ(大白Pinno) とは、節足動物門十脚目カクレガニ科アルコテレス属の微小蟹ピンノの一種です。
牡蠣や浅利等の貝殻内に寄生します。
生牡蠣を食べている時貝殻内から突然現れたり、浅利の味噌汁の中に混じっている微小な蟹です。
せいぜい1cm程度の大きさで、貝の外套膜に潜んで宿主の餌を横取りしながら生活しています。
淡茶色の甲羅と、透明でひ弱な細長い手足をしています。
雌の方が雄より体が大きく貝内に入っているのはほぼ雌です。雌の体は丸いです。
雄は小さな硬い殻を持ち、ほぼ貝の外で暮らし繁殖時だけ貝に入り、その後貝から出て生活します。
一般名:オオシロピンノ(大白Pinno)
学名:Pinnotheres sinensis
界門綱目科属名:動物界節足動物門軟甲綱十脚目(エビ目)抱卵亜目(エビ亜目)短尾下目カクレガニ科アルコテレス属
別名:カクレガニ(隠れ蟹)
分布:太平洋沿岸では東京以南の日本、台湾、中国 環境:牡蠣類の外套膣内
甲羅長:0.8cm 甲羅幅:1〜1.5cm 甲羅色:薄茶〜茶 手足色:透明
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オオシロピンノ(大白Pinno)
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