アカヤガラ(赤矢柄) とは、
トゲウオ目ヤガラ科ヤガラ属の海水魚です。
ヤガラ属は1属のみで構成されます。
学名はラテン語でパイプを意味する "fistula" に因みます。
体表は赤く、鱗は無く、体形は細長い筒状で、大きいものは全長2m程になります。
尾鰭の先に赤い紐のような長いヒラヒラがあります。
体長の1/4を占める筒状の口は長く、岩の隙間や砂地にいる小魚や
小さな甲殻類を吸い込んで捕食します。
食用魚となり、身は白身で上品な味です。骨や長い口は濃厚な出しが取れます。
刺身や鍋、塩焼き、澄まし汁、干物などで食べると美味しいです。
同属の仲間
アオヤガラ(青矢柄、学名:Fistularia commersonii)
アカヤガラ(赤矢柄、学名:Fistularia petimba Lacepede)
マダラヤガラ(Fistularia tabacaria)などがいます。
一般名:アカヤガラ(赤矢柄)、学名:Fistularia petimba Lacepede、分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱トゲウオ目ヤガラ科ヤガラ属、別名:ヤガラ、分布:千葉県〜九州、生息域:浅い岩礁や砂地、全長:100〜200cm、体形:細長い(頭が長い)、口:開口面積は少ないが、長手方向に細長い管状で身体の1/4を占め小魚を吸い込んで捕食、尾鰭:先に紐状の長くて赤いヒラヒラがある、体表色:赤、食性:小魚や小型の甲殻類などの動物食性、食用の可否:可、身色:白、調理方法:刺身、鍋、塩焼き、干物、吸い物、味:上品で出し汁が濃い、備考:学名はラテン語でパイプの意味の"fistula"から、
■関連ページ
アカヤガラ(赤矢柄、学名:Fistularia petimba Lacepede)
アオヤガラ(青矢柄、学名:Fistularia commersonii)
「息抜たい夢」(息抜きページ)
面白図鑑
memo(2012年12月17日 )
海水魚図鑑
旬図鑑
memo
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