ギマ(擬麻) とは、フグ目ギマ科ギマ属の魚です。
房総半島以西の河川汽水域〜内湾に生息しています。
カワハギに似た姿をしており、頭に棘があります。
食用となる魚ですが、体がヌルヌルしているので、頭を落とし皮を剥いでから調理します。
カワハギ同様、肝も食べられます。
刺身で肝醤油で食べたり、鍋物、煮付け、唐揚、干物にして食べます。
名前の由来は皮が硬くざらざらしている状態が、木綿を硬くして麻のようにすることから来ています。
一般名:ギマ(擬麻)
学名:Triacanthus biaculeatus
分類名:動物界脊索動物門条鰭綱フグ目ギマ科ギマ属
別名:Short-nosed tripodfish(Juvenile)
分布:房総以西 環境:河川汽水域〜内湾の砂泥部
全長:20〜25cm 体形:紡錘形で平べったい 体色:青灰色(背中)、銀灰色(腹部)
第一背鰭:大きな黒班
尾柄部:細長 尾鰭形:湾入 食性:雑食性
繁殖方法:産卵 産卵期:6〜7月
食用の可否:可 料理方法:刺身
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