ハタハタ(燭魚)
ハタハタ(燭魚、学名:Arctoscopus japonicus)とは、スズキ目ワニギス亜目ハタハタ科ハタハタ属の深海魚です。
どんな魚?
全長20cm程の比較的小型の魚で、体高は高く、体形は左右に扁平な紡錘形をしています。
体色は背側に特徴的な、灰茶色っぽい模様があり、腹はピンク味を帯びた白、胸鰭は黄色い。
夜行性で、昼間は海底の砂泥に潜んでいます。
味は?
食用となる白身魚で、鱗や浮袋が無く、身離れが良い。
料理方法として、秋田の「しょっつる鍋」が有名ですが、
鮮度が良ければ、刺身でも食べられます。
ちなみに、「しょっつる」とは、ハタハタに塩を加えて発酵させた調味料「魚醤」のことです。
その他、ハタハタ寿司や、煮付け、塩焼き、ハタハタ汁、干物等があります。
卵巣は「ぶりこ」と呼ばれ、生(なま)のときは緑色ですが、
加熱すると薄黄色に変色します。
成長した魚卵は卵の粒が大きくなり、食べるとプチプチ感があります。
一般名:ハタハタ(燭魚)
、学名:Arctoscopus japonicus
、別名:カミナリウオ(雷魚)、Sailfin sandfish
、分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱スズキ目ワニギス亜目ハタハタ科ハタハタ属
、分布:日本海 環境:海底
、全長:20cm 体形:左右に側扁した紡錘形
体高:高い 胸鰭:黄色
体表色:背側は独特の模様、腹側は銀白色
行動:夜行性(昼は海底の砂泥に身を潜めている)
食用の可否:可、食用魚
料理方法:しょっつる鍋、刺身、ハタハタ寿司、煮付け、塩焼き、ハタハタ汁、干物
卵:ぶりこ、生では緑色をしており加熱すると薄黄色に変色する。
特徴:身離れが良い、鮮度が落ちやすい、魚醤「しょつる」の素材、鱗がない、浮袋が無い
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